ブルーベリーを挿し木(緑枝挿し・休眠枝挿し)で増やす

ブルーベリー 剪定・挿し木

ブルーベリー 剪定

春先に購入したブルーベリーの苗木(高さ20センチ程度)も、秋には丈も伸び・枝葉も豊かになり大きく成長します。

来年以降、たくさんのブルーベリーの実を収穫するために余分な枝を剪定します。

密集した枝を剪定してさっぱりしました。
そして剪定した枝を使って挿し木で増やしましょう。

ブルーベリーを挿し木 (緑枝挿し・休眠枝挿し)で増やす

一年を通じて挿し木ができる

ブルーベリーの一般的な挿し木の適期は、7~8月の新梢を使う「緑枝挿し(りょくしざし)」11~12月の剪定後の枝を使う「休眠枝挿し(きゅうみんしざし)」があります。

元気に成長するブルーベリー、適期でなくても一年を通じて挿し木ができます。

簡単に作業できるのでブルーベリーをたくさん収穫できるよう挿し木に挑戦しましょう。

夏の緑枝挿し

緑枝挿し(りょくしざし)は、夏の時期の元気な新梢を使います。

6月~7月頃の枝の成長が止まり、枝の先端の葉まで硬くなった枝を使い挿し木を作ります。

冬の休眠枝挿し

休眠枝挿し(きゅうみんしざし)は、冬の剪定で切り落とした枝を使います。

11月~2月頃に剪定した幹や太い枝から上向きにまっすぐに伸びた枝を使い挿し木を作ります。

剪定した枝をすぐに挿し木に使用しない場合は、長い枝のまま乾燥しないように濡らしたキッチンペーパーなどに包み、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保管します。

スポンサーリンク

ブルーベリーの挿し木

 ブルーベリー 剪定・挿し木

挿し木の選定

緑枝挿し

緑枝挿しの挿し木の選定は『その年に伸びた若い枝』を使用します。

春から成長し枝の先端の葉まで硬くなった頃(6月~7月)の成長が止まった枝を選びます。

先端に葉が生長中の柔らかい枝は枯れてしまうことも多く、ある程度成長した枝を選ぶのがポイントです。

緑枝挿しの場合、葉からの蒸散が多いと枯れてしまいます。蒸発を少なくするために葉は2~3枚残し葉を半分くらい切ります。(夏の時期は温度・水分調整が難しい時期です)

休眠枝挿し

休眠枝挿しの挿し木の選定は『幹や太い枝から上向きにまっすぐに伸びた枝』を使用します。

挿し木となる枝の選定は、鉛筆の太さくらいの充実した徒長枝(幹や太い枝から上向きに勢いよくまっすぐに伸びた枝)を選びます。

10cmくらいの長さ、挿し木の頭部分は残したい葉芽の上でカット、土に埋もれてしまう花芽が付いた部分は取り除きます。

挿し木の剪定・植え方

1.挿し木の準備

挿し木用の枝を切り取ります。

2.挿し木の切り出し

挿し木用の枝を10センチくらいに切り分けます。切り分けた挿し木(土に挿す側)を剪定ばさみやナイフで斜め切りにします。

3.挿し木の調整

切り分けた挿し木の葉は、蒸散量を減らす為に2枚程度残し大きな葉は半分程度切ります。(※写真の葉は切られていません)

4.植え付け

平鉢(育苗箱など)にたっぷりと給水させたピートモスを入れ、挿し木を葉芽が2芽かくれる程度・5センチ間隔で挿します。

5.挿し木後の養生

挿し木は、数日は直接日光の当たる場所でなく木漏れ日の当たる場所に置き、その後は日向で養生します。また土を乾燥させないように水やりに注意しましょう。

挿し木後1~2か月くらいで新芽が出てきます。新芽が出始めれば発根しています。

新芽が出ない場合も挿し木が枯れずに葉を残していれば、新芽が出る可能性があるので引き続き水やりしましょう。

スポンサーリンク

ブルーベリーの上手な育て方

土はピートモスを使用

ブルーベリーは酸性の土を好み、phを調整していないピートモスを使用します。

ピートモスは水分を十分に湿らせます。腐葉土を混ぜて使用してもいいでしょう。

プランターで育てる場合

植物の成長は根の大きさ、根を張るプランター(植木鉢)の大きさで決まります。

樹木の大きさにもよりますが、コンパクトに育てるには小さなプランター、ある程度大きく育てるには7~10号(21~30センチ)のプランターを選びましょう。

プランターで育てる場合は移動も簡単ですが、大きすぎると大変になるので注意しましょう。

庭で育てる場合

植える場所に深さ・直径ともに40〜50センチの穴を掘り、ピートモスを半分ほど穴に埋め戻します。

苗木を穴に入れ、苗木の株元が地面の高さになるように残りのピートモスを使い植え付けます。

高さがある場合は、強風で苗が倒れないように支柱を立てるとよいでしょう。また枝先を切り戻し、たっぷりと水やりします。

水分を絶やさない

庭で育てる際は、それほど水やりに神経質になる必要はありませんが、プランター(鉢植え)の際は土の乾燥に注意しましょう。

私の失敗例

太陽の日差しを浴びて元気になるだろうと、『それならば』サンサンと日差しが降りそそぐ真夏に挿し木を行いました。

しかし日差しがあたりすぎるのもよくないようで挿し木も枯れてしまいました。

また水のやりすぎも良くなく、排水性が悪いと根腐れし枯らす原因となります。

失敗しても、元となるブルーベリーの木があれば挿し木の元となる枝はどんどん育つので、色々と試してたくさんのブルーベリーの実を収穫できるよう挑戦しましょう。